工学部 益田教員主催によるテニュアトラックセミナーを開催【報告】

【玉田 洋介先生 (国立大学法人宇都宮大学 准教授)のご講演の様子2026.7.27】

「生きたオプティクス・フォトニクスモデル ヒメツリガネゴケを用いたバイオイメージング・光細胞操作」と題し、宇都宮大学の玉田洋介准教授にご講演いただきました。
ヒメツリガネゴケは植物の中でも高い幹細胞化能や極限環境への耐性を持つモデル生物であり、植物再生メカニズムの解明を通じて、砂漠の緑化や地球外環境での植物栽培、作物の品種改良への応用が期待されています。 玉田先生には、植物の持つ光学特性についてご解説いただくとともに、植物再生メカニズムの解明に向けた幹細胞化を誘導する因子の探索や、光による細胞操作技術、刺激に対する細胞応答のイメージングなど、多角的なアプローチによる最新の研究をご紹介いただきました。

本講演では、植物再生メカニズムの解明に向けた工学的アプローチについて理解を深めることができ、今後の研究活動の参考となる大変有意義な講演となりました。
講師の玉田先生に多大なる感謝を申し上げます。

【以下開催案内↓】


『生きたオプティクス・フォトニクスモデル ヒメツリガネゴケを用いたバイオイメージング・光細胞操作』と題して、
工学部 機械工学科 益田有助教主催のテニュアトラックセミナーを下記の日程で開催致します。

今回は、宇都宮大学の玉田洋介先生を講師としてお迎えし、「バイオイメージングと光細胞操作」についてご講演いただきます。
本セミナーでは、顕微工学やバイオ応用工学の分野を主な対象として、イメージング技術や光操作技術を活用した植物細胞の機能解析および再生メカニズムの解明に関する最新の研究成果ついてご紹介いただきます。

日 時:2026年7月27日(月)13:00~14:00(開場:12:45~)
会 場:静岡大学 浜松キャンパス 総合研究棟 21教室
対 象:学生、教職員
参加費:無料(申込不要)
講 師:玉田 洋介(宇都宮大学 工学部基盤工学科 准教授)

【概 要】
コケ植物ヒメツリガネゴケは室温で生育可能で、多くの組織が1~数層からなりイメージングや光細胞操作に適しているだけでなく、葉緑体における光の吸収と自家蛍光、高い幹細胞化能など、工学と生命科学の異分野融合研究に適したモデル生物である。
本セミナーでは、こうしたヒメツリガネゴケの特長と、ヒメツリガネゴケを用いたバイオイメージングと光細胞操作、そして幹細胞化メカニズムの研究について紹介する。

セミナーにはヒメツリガネゴケを持参し、希望される方にはセミナー後に実際の観察試料作製の方法をご覧いただき、試料をお持ちいただけたらと考えている。