工学部 呉偉助教主催による浜松セミナーが12月7日(月)に開催されました【報告】
「Multitaskingを考慮するスケジューリング」と題し,香港理工大学ロジスティック研究の主任教授Chung-Lun Li先生にご講演していただきました. 講演の中で行動心理学,経営計画などの観点からmultitaskingの発生要因をまとめ,現実世界に近い4種類のスケジューリングモデルを説明して頂き, 各モデルに対し,計算複雑性,最適性条件,解法,及び拡張の可能性を紹介して頂きました.Multitaskingを考慮するスケジューリングと考慮しない古典的なスケジューリングと比較しながら,わかりやすい例の下で理論と応用の両面から驚く成果を次々とご教授して頂きました.
また, Chung-Lun Li先生には英語が苦手な聴講者に対してもわかりやすい英語でご講演いただき, 学生からも「5割以上理解できました」「前半全部理解できた」という声が上がりました. 今回は, 講演テーマ内容と語学のふたつを学ぶことができ大変有意義な時間でした.
Chung-Lun Li先生ありがとうございました.
セミナー開催案内
日時:2020年12月7日(月)10:30~12:30
対象:学生、教職員、一般
参加費:無料
参加者数:20名程度
【講演内容】
1. Multitaskingの定義と説明,実世界での応用
2. Multitaskingを考慮するスケジューリング問題の紹介
3. Multitaskingを考慮するスケジューリング問題に対する数理モデル,問題の難しさ,解法,最適性条件などの紹介
【講師】
Hong Kong Polytechnic University
Department of Logistics and Maritime Studies
Chair Professor of Logistics Management
Chung-Lun Li
会場:オンライン開催(Zoomを利用します)
ご参加を希望される方は、人数に制限があるため、氏名、所属を記載の上、メールにてお申込みください。
【お問い合わせ先】
静岡大学工学部数理システム工学科
呉 偉(Wei WU, ご い)
E-mail:goi[at]shizuoka.ac.jp
※[at]を@に変更してご利用ください。
詳しくは、セミナーポスターをご覧ください。