【佐野 奎斗先生 (国立大学法人大阪大学 助教)のご講演の様子2025.11.26】
『分子と無機ナノ材料の「複合化学」に立脚した光機能性材料の開発』と題して、大阪大学の佐野 奎斗(さの けいと)助教にご講演いただきました。
人工光合成の実現を研究全体の目標と設定し、それを実現するために実施した以下の3つ研究課題について詳細にお話いただきました。
1. 光触媒活性を示す半導体ナノコロイド
2. 分子とナノシートの複合材料
3. 局在表面プラズモン材料
全てのテーマにおいて、さまざまな測定や理論から結論が導かれており、広い視野を持つことの重要さを認識することができました。非常に多くの質問がなされ、特に半数以上は学生からの質問であったことから、教職員だけでなく学生にとっても非常に実りあるご講演であったと感じます。
講師の佐野先生に多大な感謝を申し上げます。
Cross-Disciplinary Innovation Seminar Series の第2回目となる工学部化学バイオ工学科 田代啓悟助教主催のテニュアトラックセミナーを下記の日程で開催致します。
今回は、大阪大学の佐野奎斗先生を講師としてお迎えし、
有機分子と無機ナノ材料の複合材料が示す稀有な光機能性についてご講演いただきます。
化学バイオ工学科の教職員と学生を主に対象としており、環境応用工学分野とバイオ応用工学分野の両分野において重要な内容であると期待されます。
記
日 時:2025年11月26日(水)15:00~16:30(開場:14:30~)
会 場:ハイブリッド開催
・静岡大学 浜松キャンパス 総合研究棟 2F 22教室(現地参加は申込不要)
・オンライン参加 ※要事前申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdeYvK_sK9hsAZSoxzgV7MxjESUL4PyEflFm4BlVWOQAyWVIA/viewform
対 象:学生、教職員
参加費:無料
講 師:佐野奎斗(大阪大学 産業科学研究所 助教)
【概 要】
エネルギー・環境問題の解決に向けて、太陽光エネルギーを化学エネルギーに変換する人工光合成が注目を集めている。優れた人工光合成型反応系の開発のためには、太陽光エネルギーの90%以上を占める可視光と赤外光をいかに有効利用するかが重要な研究課題である。本講演では、金属錯体と半導体の「複合化学」を基盤として得られる可視光応答性の光触媒について、その基本原理から材料設計指針を概説する。また,講演者がこれまでに取り組んできた半導体ナノシートやナノ粒子を中心とした無機ナノ材料の光機能について、分子との「複合化学」の視点から得られた最新の研究成果を紹介する。

