研究暦 |
2008年4月〜2009年3月 日本学術振興会特別研究員DC2(筑波大学大学院生命環境科学研究科)
2009年4月〜2010年3月 日本学術振興会特別研究員PD(筑波大学大学院生命環境科学研究科)
2010年4月〜2011年3月 北海道大学大学院工学研究院博士研究員
2011年4月〜2013年4月 日本学術振興会特別研究員PD(北海道大学大学院工学研究院)
2012年3月〜2013年4月 日本学術振興会特別研究員PD(ケンブリッジ大学生化学科) |
コメント |
人口増加に伴い環境・エネルギー問題が深刻化する中で、微生物による環境浄化、物質生産、エネルギー生産などのバイオテクノロジーの需要が高まってきています。実環境中には多種多様の微生物種が存在しており、それぞれの微生物が直接あるいは化合物を介して相互作用しています。そのため、様々な細菌種が存在する複合微生物系の中で有用微生物の活性を高めるには、その細菌叢の理解さらには微生物同士の相互作用の理解が必要となっています。このような微生物同士の「会話」を理解し、有用微生物の生育・活性・挙動を人為的にコントロールできる手法を考案し、バイオテクノロジーの発展を目指しています。
微生物を研究対象として、生命現象の根本を解明する基礎的研究から、工学に繋がる応用的研究まで行っていく予定です。産業の街・浜松で、世界初の新規技術を創出していくとともに、バイオ分野で活躍できる人材を育成していきたいと考えています。 |
ホームページ |
http://cheme.eng.shizuoka.ac.jp/wordpress/tashiro/ |