研究者紹介 嵯峨根史洋

  • さがね ふみひろ
    嵯峨根 史洋
  • 職名 講師
    学部 工学部
    研究分野 無機工業化学
    研究キーワード 界面電気化学
    最終学歴 京都大学工学研究科物質エネルギー化学専攻

    研究暦 2006年4月~2008年 8月  大阪府立産業技術総合研究所化学環境部研究員
    2008年9月~2008年12月 京都大学大学院工学研究科研究員

    2009年1月~2011年 1月  京都大学大学院工学研究科特定研究員

    2011年2月~2011年 4月  京都大学大学院工学研究科研究員
    コメント 私はリチウム二次電池の特性向上ならびに次世代蓄電池の開発を目指して研究をおこなっています。環境・エネルギー問題が深刻化する今日、限りある資源を有効利用することのできる蓄電池は非常に重要な役割を担っています。リチウム二次電池は携帯電話やノートパソコンだけでなく、大型の電気自動車や家庭用電源としての利用も期待されていますが、これにはさまざまな性能向上が必要です。蓄電池の発展には「材料開発」と「電池内部での反応機構の解析」との2つの方向からの研究が必要となりますが、私は特に反応機構の解析に注力しています。また、リチウム二次電池よりも高エネルギー密度を持つ、マグネシウム二次電池の実現を目指した研究も進めています。
    一緒に研究を進めてくれる学生さんには研究の面白さを伝え、やりがいのある研究生活を送ってもらう事を意識しています。また、広い視野で積極的に他分野の研究にも興味を持ってもらい、社会に求められる人材育成を目指しています。