研究暦 |
2008年4月~2008年12月 ニューイングランド複雑系研究所 博士研究員
2009年1月~2009年3月 名古屋大学高等研究院ならびに大学院情報科学研究科 技術補佐員
2009年4月~2015年3月 阿南工業高等専門学校 助教
2013年4月~2014年3月 国立高専機構在外研究員(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校 生物工学部 客員研究員)
2015年4月~2016年1月 阿南工業高等専門学校 講師 |
コメント |
自分を時には犠牲にしてでも他者を助ける協力行動はヒトの本性であり、社会を形成するために必須の要素です。協力行動はコストを負って全体の利益のために貢献するので、自然選択においては不利なはずで、なぜそれが進化するかという謎は社会学、生物学、心理学、ゲーム理論、コンピュータ科学などで広く議論されてきました。この問題に対して進化ゲームという理論を基盤に数理解析や計算機シミュレーションを用いて、協力社会を実現させる仕組みの解明に取り組んでいます。またそれを応用し、工学的に、賢い、速い、頑健なシステムを作ることにも挑戦していきます。 |
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