農学部 中塚貴司准教授が「ひらめき☆ときめきサイエンス」を実施します。(開催日:2020年11月21日)【終了しました。】

2020年10月24日

平成30年度にテニュアを獲得された農学部 中塚貴司准教授が、小・中・高校生のプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス」を下記のとおり実施します。(開催日:2020年11月21日)【受付終了しました。】


開催日時:令和2年11月21日(土)9:00~16:30

集合場所:静岡大学静岡キャンパス 農学総合棟 正面玄関 集合9時

対象:高校生(20名)

持ち物:筆記用具

    昼食・おやつはご用意します。

※当日は、細かい作業がありますので、手元が動きやすい服装でご参加ください。


☆内容

 種子を蒔いて植物を育てるときに、どんな花が咲くのだろうと想像してわくわくしませんか?赤色や青色、白色など何色の花が咲くのだろう。花のかたちも、花びらが数枚の花や何十枚もあるような花が咲くかもしれません。購入した種子ならパッケージ写真を信じることができますが、育種現場では花が咲かないとどんな花色か花型かは分かりません。花の色や花のかたちは遺伝する性質であり、遺伝子によって決定されます。私たちの研究室では、花の色や花のかたちに関わる遺伝子を解析しており、それらの原因となる遺伝子を明らかにしてきました。花色や花型の原因となる遺伝子の発見を、育種などに応用することを考えました。事件が起こり容疑者を特定するためにDNA鑑定が行われ、その鑑定結果が決定的な証拠となり犯人逮捕に繋がったというニュースを聞いたことがあるかと思います。DNA鑑定技術は遺伝子の違いを正確に判断することができます。本プログラムである花の科学捜査研究所(花捜研)では、花の性質の遺伝とDNA鑑定を体験してもらいます。実験には、冬の寒い時期でも、きれいな花色でよい香りをもつストックという花を用います。まだ開花しない苗をDNA鑑定することで、4枚の花びらをもつ一重咲き個体か何十枚の花びらをもつ八重咲き個体かを予想します。あなたも、次世代育種手法を体験してみましょう。


詳細は下記よりお願いします。

静岡大学花き園芸学研究室HP 

日本学術振興会HP